補助犬用のトイレもあった羽田空港
羽田空港の新国際線旅客ターミナルはユニバーサルデザインも徹底しており、全てのトイレに多機能トイレを設置したり、盲導犬を対象とした補助犬トイレなるものも館内にありました。全館がバリアフリーになっているのはもちろん、車椅子も統一規格にして、飛行機を降りてから電車に乗るまで一切の乗り換えも不要になっています。
国際線旅客ターミナルは待ち時間でも楽しめるようになっており、3階は出国審査場を出るとすぐに総面積が3800平方メートル規模の免税店がズラーッと集積していますし、4階と5階にはショップやレストランがあります。江戸の町並みを再現した4階の江戸小路は外国からの観光客でなくても楽しめます。
なんでも江戸小路はリアルな質感を出すために、無垢材の木に不燃加工を施した本物の建造物となっており。日本の宮大工を代表する京都の数寄屋建築の名匠・中村外ニ工務店の中村義明さんが設計と監修を担当しているとのこと。
成田と違い、都心に近く交通の便がいい羽田が国際化されたことで、海外旅行や出張の際に選択できるオプションが大幅に増えました。ANAやJALカードなどでマイルを貯めている人は特典航空券がグッと近くなったのではないでしょうか?